Amazon物販で利益を上げるためには、「作業をいかに効率化するか」が重要となります。商品数が少ないうちはそれほど気にならないかもしれませんが、数が増えてくると商品リサーチだけでも時間がかかって大変です。特に、物販を始めたばかりの頃は、リサーチのコツをなかなかつかめず、多くの時間を費やしてしまいます。
作業時間を短縮するためには、パソコンやスマートフォンで使用できるツールが欠かせません。今回の記事では、初心者のうちに知っておきたいおすすめツールを、まとめて紹介します。
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まずは、効率化のために押さえておきたい基本ツールを3つ紹介します。いずれもGoogle Chromeの拡張機能ですので、まとめて導入して使い勝手を試してみることをおすすめします。
物販のリサーチでは、複数サイトの商品価格を調べて、安く手に入るところを探すことが肝心です。とはいえ、それぞれのサイトを開いて毎回検索するとなると、作業時間が膨大になってしまいます。
モノサーチの良い点は、Amazon内のページから他のサイトの商品情報をまとめて表示できる点です。楽天市場、ヤフオク!、メルカリなど、Amazonとの価格差を簡単にリサーチできるので、作業効率が一気に上がります。
新品・中古品どちらにも対応しているため、最安値を効率良くチェックしたい方におすすめのツールです。
Keepaを使うと、Amazonの商品ページ内で価格履歴をチェックできます。
また、商品の価格変動を追跡できるのも便利な点です。希望価格に達したときに通知を受け取る設定ができるので、「○○円まで価格が下がったら、すぐに仕入れたい」という場合に便利に使えるでしょう。
通知は、メール、デスクトップ通知、Facebook、Twitterなど、自分にあった方法で受け取ることができます。
DELTA tracerは、Amazonの商品ページ内で商品価格の推移、ランキングなどをチェックできるツールです。
以前は、リサーチツールとしてモノレートというWebサイトの人気が高かったのですが、2020年6月末でサービスが終了してしまいました。DELTA tracerはモノレートの代替サービスとしてもおすすめです。
物販で成果を出したいなら、パソコンやスマートフォンで使用するブラウザも、使いやすいものを選びましょう。
ブラウザにはSafari、Firefox、Microsoft Edgeなどさまざまな種類がありますが、物販ビジネスで使うならGoogle Chromeが最もおすすめです。
Google Chromeが優れているのは、端末を問わずに作業を行なえる点です。同一のGoogleアカウントからアクセスすれば、パソコン・スマートフォン・タブレット端末など、あらゆる端末でブックマークや履歴を共有できます。同期をオンにしておけば、どの端末でも最新の状態に保つことが可能です。
オンラインストレージとは、インターネット上にファイルデータをアップロードして、資料を管理できるサービスのことです。パソコンとスマートフォンを連携することで、ファイルの共有も簡単に行なえます。
人気があるオンラインストレージは以下のとおりです。
オンラインストレージにファイルを保存すれば、パソコンやスマートフォンの容量に余裕を持たせることができます。無料で使える容量はサービスごとに異なりますが、複数のサービスを利用して、お金をかけずに保存先を増やすことも可能です。大容量のデータを頻繁に扱う場合は、有料プランも検討してみるとよいでしょう。
オンラインストレージを使えば、他の誰かと一緒に仕事をするときでも、資料を簡単に共有できます。また、外出先からでもスマートフォンでファイルの内容を確認できますので、物販ビジネスで利益拡大を目指すなら、ぜひ導入してみてください。
Googleスプレッドシートとは、無料で使える表計算ソフトのことです。MicrosoftのExcelとよく似ていて、チャートやグラフでデータを整理することや、表計算を行なうことができます。
物販ビジネスで使う場合は、収支管理表・仕入れリストなどをGoogleスプレッドシートで作成するとよいでしょう。アクセス権の設定を行なえば、URLを伝えるだけで他の人とも同じファイルを共有できます。Excelのソフトを持っていない人ともやり取りがしやすいため、非常に利便性が高いツールです。
Amazon物販で稼いでいきたいのなら、やみくもにリサーチ・仕入れを行なうのではなく、データ分析に基づいた判断が必要となります。とはいえ、一つひとつ仕入れサイトを比較して利益率の高い商品を見つけるのは大変な作業です。
Amazon物販の初心者であるからこそ、必要なツールは迷わず導入して、作業効率を高めていきましょう。効率化のポイントとなるのは、端末を選ばずにいつでも仕事ができるようにすることです。今回の記事を参考に、物販ビジネスの作業効率を最大限高めてみてください。