美・健康

昔ながらの動物脂肪を見直すこと

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人体は新しい食品に馴染んではいない

身体は人類が数100万年にも渡る食生活の中でやっと出来上がった非常に複雑で高性能なものなのです。
考古学者の研究によると人類は狩猟生活時代が長く続いていたため、肉食が食事のベースになっていたとされています。

タンパク質と脂肪で人体は支えられていたのですが、約1万年前になってやっと穀物を栽培して食するようになったくらいです。
炭水化物が食生活に導入されたのは人類500万年以上の歴史の中ではついこの前からのことなのです。

加工されていない自然のままの食材には肥満をも抑制する成分にも富んでいたようです。
身体は自然食品には順応していますが、最近の工業製品として出荷される乳製品、植物油、砂糖などにはなかなか対応に手こずっているのです。

さらには日本人では長年育んできた和食から遠ざかり洋食に向かうほどに健康からも遠ざかっているようです。
この数十年で新たな食品が身近に手に入るようになっていますが、その全てに急に適応出来るものでもないのです。

脂肪は怖くなんかない

しかし動物性脂肪は循環器系に悪影響をもたらし重篤な生活習慣病の第一要因ともされ、現代では油なら植物性油がスタンダードであるかのように思っている人も多くなっています。
動物性の飽和脂肪が心臓病などを引き起こすとの研究結果が信じられてきたためですが、これは疑わしいものです。

実際に植物性の不飽和脂肪に切り替えても病気のリスクは減らないと言う新たな研究結果も出ています。
しかしながら食品業者や研究者などはそれを前面に紹介するはずもなく、飽和脂肪の悪玉説は一般には覆りにくくなっています。

脂肪には精製された植物油に多く含まれるオメガ6脂肪と動物油や魚に多いEPAやDHAなどのオメガ3脂肪との2タイプがあります。
オメガ3脂肪には全体の脂肪を減らす働きがあり、このバランスを取ることこそが正しい脂肪摂取のあり方なのです。

現代の食事ではオメガ6脂肪の占める割合が、原始時代に比べざっと10倍にも膨らんでしまっているのです。
原始時代もオメガ6脂肪は摂ってはいても、オメガ3脂肪の方をたくさん摂っていたためその悪影響を打ち消せて健康でいられたのです。

植物油を加工してマーガリンなどの工業製品となったものはトランス脂肪と呼ばれ、様々な健康への問題点が指摘されています。
もともと自然界には存在しない脂肪であって、数十年前になって飽和脂肪の悪玉説を根拠にヘルシーなバターの代用品としてもてはやされたものです。

しかしその製造過程において熱や圧力を加える物理処理、水素添加やエステル交換など分子レベルの化学処理、添加物混入などの人工処理を経ています。
新たに体内に摂り込まれるようになったばかりの食物であるため身体が順応せず、サルなどを使った実験からも肥満、糖尿、心臓病などのリスクが高くなっていることがわかっています。

コレステロールはそんなに悪くは無い

動物脂肪を避けようとする神話にコレステロールの悪者説があります。
それはコレステロール低下薬のスタチンの効能によるものですが、ただしコレステロール値を下げた事だけが理由でもないようなのです。

実際にコレステロール値が高いからと言って、心臓病や血管障害が起こりやすくなり死亡率が高くなる訳でもないようです。
逆にコレステロール値が低い方が死亡率が高いと言うデータもあり、健康に悪影響を与える根拠は見つかっていません。

コレステロールを気にする人の救世主となっているかのようなマーガリンには、ステロールと言う成分が含まれているものもあります。
このステロールはコレステロール値こそ下げたとしても、心臓や血管の細胞にダメージを与えてもいるようなのです。

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