美・健康

ダイエットとはカロリー制限とするリスクの高さ

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カロリーの差引きはダイエットではない

肥満の人はこれだけ肥満になったのは、あれだけ食べ過ぎたからとの認識があったりもします。
カロリーの飲食による摂取量が運動による消費量に比べて明らかに上回っていればそれは太るのも自然で極めてわかりやすい論理でもあります。

しかしカロリーが実際にどれだけ肥満に影響を与えているのか検証してみれば、そう簡単な話でも無い事がわかって来ています。
単純なカロリー計算による食事と運動でのダイエットは効果の無い事がわかったのです。

やはりダイエットは瞬間的な成果では意味がありません。
そこで従来の短期間でのデータでなく実施期間は1年間に渡る長期間で、さらにそれから1年後の体重までデータとして検証してみれば新しい事がわかりました。

結果を大雑把に評価したところ、カロリー計算による体重減少とは程遠い約2キロ程度の減少に留まっているのです。
さらに運動によるカロリー消費を盛り込んでもわずか1キロ程度と実に取るに足らない減少の範ちゅうにあったのです。

脂肪燃焼は計算通りには行われない

摂取カロリーを減らしたらその分の脂肪が燃焼してエネルギーに変換するので体重が減ると言うのはわかりやすい話です。
しかしそのまま何日も減らしたままでいればどこまでも減るのかと言えばそんな事はありません。

人間の身体は長い飢餓時代を体験していてそこで摂取カロリーが減っても生き抜けるシステムを獲得しているのです。
摂取カロリーが減れば甲状腺ホルモンやレプチンが分泌して脂肪燃焼を抑制する機能が自動的に働いて生命を維持しようとしてしまうのです。

また、摂取カロリーを減らせばエネルギー代謝を促進させるのに必要な栄養分も十分行き渡らなくなります。
さらに運動する活力も削られてしまって減量も抑制してしまうのです。

健康のためにも最低限のカロリーは必要

無駄な空腹感はメンタルに良くないのはダイエット経験が無くてもわかるでしょう。
それをダイエットを成功させる為にわざわざ空腹感を持ち込むのは苦しいだけでなく、健康上、ハイリスクでもあります。

ひどくなると単なる軽いうつ症状だけでなく引きこもりになったり、さらには疲労症候群などで身体も動かせなくなったりさえしかねないのです。
こうなるともう食べざるを得なくなりますが、ここで食事を解禁した時に摂取するカロリーは一気に高くなってしまいがちとなります。

この過食の期間は次第に収まりはしますが、それまでに摂取するカロリーは食事制限前のカロリーを遥かに凌いでしまっているものです。
空腹感はレプチンと言うホルモンの分泌状態によっても左右されます。

このようなカロリーを過度に気にしたダイエットをしていると、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が促進されます。
コルチゾールは体重減少を妨げ病気を増やす働きもあるのです。

脂肪を敬遠してもダイエットにはならない

炭水化物やタンパク質に比べてカロリーが倍近くあるのが脂肪です。
ですから特に脂肪摂取量を減らせば蓄えた脂肪も減りやすくなると言うシンプルな考えは意味がありません。

長年、蓄えられたままの脂肪は長年、同じ物が付いたままなのかと思いがちですが、脂肪も新陳代謝が行われています。
ここで働いているホルモンがインスリンであり、脂肪を蓄積させる酵素を活性化させると共に脂肪の分解を抑制しています。

インスリンの分泌を促進させる働きがあるのは脂肪ではなく炭水化物です。
カロリー的には炭水化物の方が低くても肥満の要因には脂肪よりもなりやすい訳です。

例えばナッツ類はカロリーも脂肪分も高い食物ですが、炭水化物は少ないためインスリンを分泌させずに脂肪を分解しやすくなるのです。
むしろ代謝を促しカロリーを消費してくれるダイエット食品なのです。

またインスリンの分泌を促しているのは炭水化物だけでなくタンパク質にも言えます。
しかしタンパク質にはグルカゴンと言う脂肪を分解するホルモンの分泌も促してくれますので炭水化物ほど肥満の要因にはならないのです。

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