今の収入に満足していない方にとって、誰でも参入できる“せどり”は魅力的なビジネスに映るでしょう。専門的な知識や資格を持っていなくても始めることができるので、サラリーマンの副業としても注目が集まっています。
とはいえ、せどり初心者のなかには儲ける手法やコツを知らないまま始めてしまい、利益を出せずに辞めてしまう方も少なくありません。今回は「せどりが本当に儲かるのか」を知りたい方に向けて、成功するために心がけておきたい3つのコツをご紹介します。
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せどりの人気は年々高まりつつありますが、今からスタートしても十分に稼ぐことはできるのでしょうか。まずは、せどりの定義と現状を確認しておきましょう。
せどりの辞書的な意味は、「同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、手数料を得ること。また、それを業にする人(出典:小学館『デジタル大辞泉』)」です。一般的には「掘り出しものを安く仕入れ、第三者に高く転売することで利益を得ること」を、せどりと呼びます。
店舗に出向いて商品を直接探すだけでなく、インターネット通販で商品をリサーチして仕入れることも可能です。「安く仕入れて、高く売る」というシンプルな仕組みであるため、誰でも比較的参入しやすいビジネスといえるでしょう。
結論からいうと、せどりは今から始めても儲かります。ただし、誰でも無条件に儲かるわけではなく、成功するコツを把握しておくことが重要です。
せどりの認知度が上がってライバルが増え、「せどりは昔のようには稼げないのではないか」と考える方もいるかもしれません。しかし、競争率の高まりを上回るスピードでインターネット売買が増えているのが現状です。
近年はインターネット技術の発展により、自宅でせどりに関する作業の多くを行なえるようになりました。商品の在庫や相場を調べるツールやアプリも登場し、せどり初心者でもチャレンジしやすくなっています。
せどりで儲けられるかは自分の取り組み方次第です。成功するコツを押さえたうえで、正しい方向性の努力を続ければ、初心者であっても利益を得ることができるでしょう。
せどりのなかでも、特に稼げるといわれているのが中古品です。新品よりも仕入れ価格が安く利益率が高いことから、中古品せどりに興味を持つ人も増えてきています。
ただし、せどりで古着や中古品を取り扱う場合、古物商許可申請を必ず事前に行ないましょう。中古品せどりで大きく稼いでいる方は、この古物商許可をしっかりと取得しています。古物商許可は、せどりを行なう営業拠点を置く地域を管轄する警察署で申請可能です。
「無許可で転売してもばれないだろう」と無許可営業を続けた結果、警察に発覚して古物営業法違反により逮捕されたケースもあります。重い罰則を課されるおそれがあるため十分に注意が必要です。
商品選定の際には、仕入れ先として複数のサイト・販売店をチェックしておくのが効率的です。例えば、以下のサイト・販売店が挙げられます。
販売サイトは一箇所に定めるのがおすすめです。上記のなかであれば、商品ラインナップが豊富で発送の早いAmazonを選ぶのがよいでしょう。
せどり初心者のなかには、一度で大きく稼ぎたいという気持ちから、レアな高額商品ばかりに手を出す方もいます。しかし、仕入れた商品がなかなか売れず、最終的に資金が尽きてしまうケースも多いようです。
せどりで将来的に大きく稼ぎたいなら、まずは小さな利益をコツコツと積み上げていきましょう。せどり初心者は、レアな高額商品を仕入れるよりも、安くて回転が早い商品を取り扱うほうがおすすめです。たとえ商品一つひとつの価格が安くても、販売回数が増えれば利益は確実に積み上がります。
せどりを成功させるためには“継続”が最も重要です。毎年多くの人がせどりに挑戦しますが、すぐに大きな利益を上げることができず、途中で諦めてしまう方も決して少なくありません。成功するコツを下調べせず何となく作業しているだけでは、利益を継続的に上げるのは難しいでしょう。
「せどりは稼げない」と短期間で諦めないこと、成功した理由・失敗した原因を分析し、試行錯誤を続けていくことが大切です。
せどりは誰でも取り組みやすいビジネスですが、儲けるコツがわからず、早い段階で諦めてしまう方も多くいます。複数箇所から仕入れて一箇所で販売すること、レアな高額商品を狙わずコツコツと利益を積み上げることが大切です。中古品を取り扱う場合は、古物商許可申請も忘れずに行ないましょう。
近年はパソコンやスマートフォンを使って、インターネット上での買い物を楽しむ方も増えています。今回ご紹介した成功のコツを把握したうえで、今から始めても儲かるせどりにぜひチャレンジしてみてください。