物販ビジネスはコツをつかめば、サラリーマンとして働くよりも大きく稼げる可能性があります。しかし、せどりや海外輸入などにチャレンジしてみたものの、「思ったように稼げず、失敗に終わった」という方も多くいます。
物販ビジネスに失敗する人には、どのような特徴があるのでしょうか。今回は、物販ビジネスで起こりがちな失敗の理由、失敗しやすい人の特徴、失敗しないために気を付けておきたいポイントをご紹介します。
メディアの内容を動画でも詳しく解説してますので参考にしてください!
物販ビジネスで特に意識しておきたいのは、“在庫を抱え過ぎない”ということです。売れなくなった在庫に関しては、マイナスが少ないうちに最安値で売り切りましょう。
商品を仕入れる際には、自分の目利きを信じて仕入れるわけですが、予想外に値崩れしてしまうパターンも多々あります。プレミア商品の場合、「もう一度値上がりするのではないか」と考え、そのまま在庫を抱えてしまう方も多いです。しかし、在庫を過剰に抱えることで資金繰りがうまくいかなくなるケースもあります。
クレジットカードのショッピング枠、カードローンの借り入れを利用している方は特に注意が必要です。資金をある程度用意している方でも、キャパシティー以上の在庫を抱え続ければ、資金が底を突いてしまいます。
大切なのは、損切りをおそれ過ぎないことです。意外な商品が売れるパターンもあれば、トレンドの波に乗れず売れ残ってしまうパターンもあります。たとえ在庫の一部を損切りしたとしても、総合的な収益がプラスになれば問題ありません。
「売上は順調に伸びているのに、手元にお金が残らない」という方は、現在の在庫量が適正かどうかを再確認しておきましょう。
物販ビジネスは誰でもチャレンジできますが、「ノウハウさえあれば楽に稼げる」「短期間で一気に儲けられる」など、甘い考えのままでいると失敗しやすいです。資金を十分に用意していなければ、商品選定を少し誤っただけですぐに資金が回らなくなってしまいます。
インターネット上には有益な情報も多数あり、独学での情報収集もしやすくなりました。しかし、ノウハウのとおりに実践したからといって、必ず成功する保証はありません。最初から軌道に乗る人もいれば、最初の商品選定を誤り、すぐに資金が尽きてしまう人もいます。
物販ビジネスで大きく稼いでいる方の話を聞いて、1円も稼げていないうちから会社を辞めて起業してしまう方も存在します。しかし、リスクを最小限に抑えたいなら、まずは副業として始めてみて、軌道に乗ってから独立するほうがよいでしょう。
物販ビジネスの初心者が自己流で商品リサーチを行なうと、価格差以外の要素を見逃してしまうおそれがあります。過去の価格推移、予想される利益、売り切るための期間、競合商品の動向など、あらゆる要素から総合的に判断したうえで、仕入れる商品を決めなくてはなりません。
ノウハウを学ぶために本を活用する方も多いですが、物販に限らずネットビジネスは変化が激しいものです。SNSやブログ、動画サイトをチェックして、最新情報をこまめに収集しておきましょう。
独学で物販ビジネスに取り組む際に問題となるのが、「初心者は使える情報と使えない情報を判別できない」という問題です。稼げるノウハウが出回ったとしても、規制によって状況が変わり、ノウハウどおりに実践するだけでは稼げなくなっているケースも多々あります。
物販ビジネスに真剣に取り組んでいたとしても、古いノウハウ、正確でない情報に振り回されていては、思っていたような結果を出せません。可能であるなら、物販ビジネスの実績がある相手にノウハウを直接教えてもらいましょう。信頼できるコミュニティやセミナーに入って、同じ志を持つ人たちと情報交換するのも良い方法です。
物販ビジネスは最初に商品を仕入れる必要があるため、その代金の負担がダイレクトにマイナスになります。仕入れた商品がすぐに売れれば問題ありませんが、初心者のうちは商品選定自体を失敗しているケースも多いものです。
近年は、「手っ取り早くノウハウを取得したい」という初心者を狙うセミナービジネスも横行しています。失敗してもリカバリーできるように、なるべく潤沢に余剰資金を用意しておきましょう。
一度失敗すると、「自分は物販に向いていない」と諦めてしまう方もいますが、最初は誰もが初心者です。仕入れた商品が予想どおりに売れず、資金がマイナスになってしまうこともあるでしょう。しかし、失敗の原因を冷静に分析して、次のチャレンジに活かすことが最も大切です。
物販ビジネスで失敗する一番の理由は、在庫を抱え過ぎてしまうことです。マイナスになることをおそれて、値崩れした商品を手放すタイミングを失ってしまう方もいます。しかし、ときには損切りする勇気も必要です。
ノウハウをただ集めるだけではなく、実際に成功している方を参考にしながら、ビジネスの知識を学んでいきましょう。失敗を次のチャンスに活かせるよう、十分な資金を用意してから物販の世界に飛び込んでみてください。