転売は、副業のなかでも特に人気があるビジネスです。安く仕入れた商品を高値で売却することにより、差額分の利益を得られます。作業量を重ねていくうちに商品選定のコツを覚え、本業を超える収入を実現する方もいます。
今回は、「副業でも転売で稼げる?」「転売は今からでも本当に儲かるの?」と不安に感じている方のために、転売が副業に向いている理由、成功するために知っておきたい注意点をご紹介します。
Contents
今までビジネスに取り組んだことがない方は、「インターネット上で商品を販売する」という作業自体が、難易度の高いもののように感じるかもしれません。
しかし、転売はある程度ノウハウや方法論が確立されており、再現性が高いビジネスです。正しい方向性でリサーチ・仕入れを行ない、必要な作業をきちんと積み重ねていけば、今から始めても儲けることができるチャンスはあります。
数あるビジネスのなかでも、転売には副業に向いているポイントが多数あります。次の項目では、転売が副業に最適である理由を見ていきましょう。
転売が副業向きといわれる理由は、以下のとおりです。
副業で成果を出すためには、自身の貴重な時間やお金を、最初にある程度費やす必要があります。しかし、最初の準備期間が長い副業は、モチベーションの維持が難しいのが問題です。また、初期コストが高過ぎる副業も失敗したときのリスクが大きく、再起不能になるおそれがあります。
転売は、副業を始めるにあたっての準備が少ないのが大きなメリットです。たとえパソコンを持っていなくても、スマートフォン1台でほとんどの作業を行なえます。
最初のうちは確実に売れる需要のある商品を選び、少しずつ資金を増やしていくとよいでしょう。
転売というビジネスは、「売値-仕入れ値=利益」という誰にでもわかりやすい収益構造でできています。価値のある商品さえ仕入れれば、そのあとの販売自体は難しいものではありません。需要がある商品、利益率の高い商品を選定できるよう、リサーチの感覚を磨くことが大切です。
転売のシステムを一度理解すれば、作業の効率化が進み、次第に少ない労力でも利益を得られるようになります。再現性が高く、初心者にも取り組みやすいので、家族で一緒に作業して収益アップを目指すのもよいでしょう。
近年はスマートフォンのアプリやツールが充実しており、仕入れや出品がしやすくなっています。1回ごとの作業時間が短いので、空き時間を利用してコツコツと取り組むことが可能です。
副業で稼ぎたいと考えていても、まとまった時間を捻出できず、諦めている方もいるのではないでしょうか。そういった方には、時間の融通が利きやすい転売が向いています。隙間時間を利用できて、インターネットで作業の大部分を完結できる点が魅力です。
なるべく作業時間を節約したいなら、AmazonのFBAというサービスを利用したり、外注に切り替えたりするのも良い手段です。
最後に、副業をする際に気を付けたいポイントを以下で解説します。
先ほど副業に向いている理由として「必要な準備が少ない」という点を取り上げました。とはいえ、商品を仕入れるための費用として、ある程度の資金は必要になります。
最初のうちは、転売ではなくフリマアプリの不用品販売にチャレンジするのも良い方法です。自宅にある不用品を売るので、失敗して赤字になる心配はありません。不用品販売を続けていくことで物販に慣れるだけでなく、手持ち資金も増やせます。
転売は「安く仕入れて高く売る」という単純な仕組みですが、初心者が自分の直感だけで仕入れて、なんとなく値付けをしてしまうのは危険です。転売で成果を出せる人は、最初にしっかりと仕入れ方法・売り方の基礎を学習しています。
さらには、法律や規約のチェックも欠かせません。転売が禁止されている商品もあるので、新しいジャンルの商品を仕入れる際には十分に注意しましょう。
転売は労働収入であるため、作業をしなければ収入がストップしてしまいます。大幅な収入アップを目指すとなると、取引量を増やしていくほかありません。しかし、取引量を増やし過ぎると、やがてキャパオーバーになってしまいます。
転売のなかでも特に負担が大きいのが発送作業です。作業量が増え続けているなら、発送作業の外注化も検討してみましょう。外注スタッフの採用・教育が必要ですが、外注化の仕組みが整えば、自分の労働時間を短縮できるようになります。
転売は再現性が高く、副業に向いているビジネスです。成果が出るまでの時間が短めで、日々タスクに追われている方でも、隙間時間を活用してチャレンジできます。
最初に仕入れ用の資金をある程度用意しておき、転売の基本ルールについても勉強しておきましょう。作業の大部分を外注化できれば、作業負担を減らすことも可能です。
副業での転売もまだまだ稼げる可能性があります。気になっている方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。