電脳せどりとは、ネットショップで仕入れた商品を販売することです。
自宅にいながら商品を仕入れることができるので、本業や家事子育て介護など、なかなか店舗に行く時間が取れない方にはおすすめのせどりスタイルです。
とは言っても、どうやって利益商品を見つけていくのか?と疑問に思いますよね。
電脳せどりでも店舗せどりでも、利益商品を見つけるにはしっかりとしたリサーチが必要です。
そしてそのリサーチ方法にはコツがあります。
電脳せどりのリサーチをマスターすれば、通勤時間や仕事の空いた時間に効率よく仕入れることができるようになります。
今回はこの電脳せどりにおけるリサーチ方法のコツを徹底解説していきますので、ぜひ最後までご覧になって、実践に役立てて下さいね。
Contents
電脳せどりでリサーチするメリットは?
電脳せどりをする上でリサーチをすることは、たくさんのメリットがあります。
その中でもせどりを続けていく上で大きなウェイトを占めるメリットは以下の4つです。
・短い時間で利益商品を見つけられるようになる
・作業が効率化する
・売上が伸びる
初めのうちは、リサーチしても利益商品が見つからないということもあるでしょう。
今は当たり前のように仕入れができている人も、最初はなかなか見つけられない状態から始めています。
そして諦めずにたくさんリサーチしてきたからこそ商品知識が身について、商品を見ただけで「この商品はいけそうだな」という感覚が身についてくるのです。
始めたばかりの人にとっては「本当に?」と思うでしょうが、騙されたと思ってしっかりとリサーチをやってみて下さい。
慣れるまでは効率よくできず面倒な作業もありますが、その大変を乗り越えた先にリサーチの力が身につき、面白いように商品を仕入れることができるようになります。
この後に解説するリサーチのコツを見て、諦めることなくコツコツと実践して力をつけていって下さい。
電脳せどりリサーチのコツ
電脳せどりで利益商品を見つけていくには、いくつかのコツがあります。
①リサーチツールを使う
まず、電脳せどりで利益商品を見つけるには、リサーチツールを使いましょう。
ツールを使えば、月間・年間販売個数やランキングによる需要の把握、価格推移、ライバル数などを見ることができます。
そのデータを元に損益分岐点を割り出し、利益が取れるかどうかの判断をして商品を仕入れていきます。
現在よく使われているおすすめのツールは、keepaやデルタトレーサーです。
このツールの使い方については別の記事で詳しく解説していますので、是非そちらをご覧になって下さい。
②キーワードで安く仕入れられる商品を抽出する
ネット上にはたくさんのショップがあり、販売されている商品も大量にあるため、その中で闇雲に探し回ってもなかなか利益商品を見つけることはできません。
そこで、楽天市場やヤフーショッピングなどの大手ECモールを使ってリサーチする際は、検索窓に以下のキーワードを入力してみましょう。
あらかじめ、定価よりも安くなっている可能性の高い商品に絞ってリサーチすることができます。
【キーワード】
・訳あり
・在庫処分
上記キーワードを入れて商品を絞ったあとは、Amazonで販売する際に利益が出るのかを地道にリサーチしていきましょう。
また、ショップによっては「セールコーナー」や「アウトレットコーナー」がウェブ内に設置されていることもあります。
そこを狙ってリサーチするのもおすすめです。
③競合セラーの商品をリサーチする(セラーリサーチ)
セラーリサーチとは、Amazonで出品しているセラー(出品者)の出品商品を見て、その商品をリサーチしていく方法です。
同じようにせどりをやっているであろう競合セラーの出品商品であれば、利益が取れる商品の可能性は高いです。
セラーリサーチをすることで、
・どんなショップから仕入れているのか
・売れ筋商品がわかる
・自分がリサーチしていなかった他のジャンルの商品にもチャレンジできる
と、メリットはとても多いのでぜひチャレンジしてみて下さい。
ではセラーリサーチのやり方をみていきましょう。
①Amazonの商品ページから【新品&中古品(◯)件の出品】のところをクリックする。
②出品しているショップの評価数を見る。
セラーリサーチする時は、評価数3桁以内のセラーに絞りましょう。
評価数が少ないと初心者の可能性がありますし、逆に評価が多いと業者の可能性が出てきます。
評価数3桁以内であれば初心者でもなく、業者の可能性も低くなります。
ただし、評価数が3桁でも業者から大量に購入して販売しているショップは参考にしにくいことも考えられますので、50〜200ぐらいの評価数のセラーを見ていくといいでしょう。
④【販売元】に表示されている青色のショップ名をクリックする。
⑤【◯◯のストアフロント】と青で表示されているところをクリックする。
そのショップが取り扱っている商品が表示されるので、そこから利益商品がないかをリサーチしていきましょう。
参考にするセラーのストアフロントを見ることで、競合セラーがどのようなことをしているのかも見えてくるようになるので、慣れてきたらそういった目で見てみるのもいいですね。
④仕入れた商品をリスト化しておく
電脳せどりで利益商品を見つけるには、多くの時間と労力を必要とします。
初めは1商品を見つけるのに長時間かかったとしても、それをリストにしておくことで、2回目以降の仕入れは格段に時間を短縮することができます。
スプレッドシート使って、以下の項目を入れたリストを作るといいですね。
【リストにまとめる項目】
・仕入れ日
・仕入れ先
・仕入れ価格
・販売価格
・利益
・利益率
リピートして仕入れることができる商品が増えれば増えるほど、仕入れ時間が短縮でき、さらに別の商品のリサーチができるので収入も増えていきます。
リストを作るのに時間がかかったとしてもそのリストの価値は高く、資産となります。
圧倒的な仕入れ量と仕入れ時間の短縮になりますので、リサーチした商品はリストに残していくようにしましょう。
電脳せどりおすすめの仕入れ先
電脳せどりでは、楽天市場やヤフーショッピングなど獲得ポイントの多いECモールや、家電量販店のネットショップが仕入れ先としておすすめです。
【おすすめの仕入れ先】
ビックカメラ
ケーズデンキ
ヨドバシカメラ
エディオン
ソフマップ
楽天
ヤフーショッピング
Qoo10
auPayマーケット
LOHACO
中でも楽天市場はお買い物マラソンやポイントアップセールがあるので、ポイントを狙って仕入れをすることができます。
ただ、多くのセラーが同じようにポイントを狙って参戦するため、最近ではAmazonで出品するときには値下がりを起こしてしまうことがしばしばです。
初心者の方は特に、コツや注意点を知っておく必要があります。
楽天を使ったポイントせどりの方法は別の記事で解説していますので、ぜひそちらをご覧になって下さい。
家電量販店はバナーをみればセールが開催されているか一目でわかりますし、アウトレットコーナーを儲けているところもありますので、こちらも積極的に覗いてみて下さい。
電脳せどりでリサーチをしないとどうなる?
せどりにおいてリサーチは必要不可欠なものです。
そして、リサーチは多少なりとも手間のかかる作業の一つです。
面倒だからとリサーチをサボると、以下のようなことが起きてきます。
・利益が伸びない
・赤字、損切り商品、不良在庫が増える
このようの状態になるとせどりをやっていても面白くないし、周りと比べて成長できていない自分が嫌になってきてしまいます。
リサーチをするからこそ利益の取れる商品を見つけることができるし、リサーチにどれだけ時間をかけることができたかで利益が伸び、成長する速さも変わってきます。
人はサボる生き物。
1日リサーチをサボると2日…3日…と続いて、リサーチのやる気力がなくなってしまいます。
せどりを続けるモチベーションにもなりますので、リサーチの時間をしっかりと確保してコツコツと取り組んでいきましょう。
電脳せどりリサーチでの注意点
電脳せどりは店舗に行かずに仕入れができるのでおすすめのせどり方法ですが、注意点もいくつかあります。
①1つの商品を大量に購入しない
利益商品を見つけて在庫があるとつい何個も一度に購入したくなります。
しかし、これまでに売ったことのある商品であればまだしも、一度も売ったことのない初めて仕入れる商品では特に注意が必要です。
仕入れた後で値崩れをすることもあれば、出品者としてAmazon本体がいてカートが取れず、なかなか売れないということもあります。
最初は1つずつ仕入れて売れ行きを確認してから、売れたらまた仕入れるを繰り返していきましょう。
また、同じ商品を一度に大量に購入すると、ショップから転売と認定されてしまうことがあります。
注文をキャンセルされるだけでなく、そのショップから二度と購入ができなくなるということもあります。
同じ商品を繰り返し購入することでも転売認定されてしまうこともあるので、慎重に購入するようにして下さい。
②仕入れリストを更新する
仕入れた商品をリスト化しておくことで、リサーチ時間を大幅に短縮できますが、そのリストは残念ながらずっと使えるわけではありません。
価格が下落してしまったり、市場に在庫がなくなってしまったり、Amazonで販売できなくなったり、いつその商品が仕入れられなくなるかわかりません。
ですから、リストに入れる新たな商品リサーチは常にやっておく必要があります。
実際に仕入れできなくなって焦るのではなく、常日頃からリストをアップデートしておくことをおすすめします。
③電脳せどりだけでなく実店舗にも目を向ける
電脳せどりだけで利益が取れればそれで十分な気もしますが、ネットと実店舗では価格差があります。
ネットよりも店舗の方が安かった、ネットでは完売だけど店舗にはあった、というのはよくあることです。
電脳だけにこだわらず店舗せどりも並行して行い、店舗で発見した商品をネットでもリサーチすると視野も広がっていいですね。
まとめ
今回は電脳せどりのにおけるリサーチのコツを解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
仕入れ先となるネットショップは無数にありますから、その中でたくさんリサーチして、利益商品や仕入れのし易い店舗を見つけていきましょう。
また利益の出る商品を見つけるには、リサーチツールを使いこなすことが必須です。
この電脳リサーチのコツと合わせて、リサーチツールの使い方もしっかりとマスターして仕入れを加速させていきましょう。
物販ビジネスは実践しながら学んでいくのが一番の近道です。
とはいえ、一人でせどりをやっていく中で、迷ったりわからないことが出てきて困っていることはありませんか?
そんな時に質問・相談ができ、仕入れ先や仕入れ商品選定のアドバイスがもらえる環境があると、より効率的に仕入れができ、成果も上がると思います。
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