サラリーマンやOL、もちろん主婦の方も、副業で稼ぐことは難しいことではありません。極端な話、スマホがあれば副収入を得ることは十分にできます。ただ、どのくらい稼ぎたいのかがポイント。これは人によって違いがあるでしょう。
副業とはいっても、大きく稼ぎたいのならば物販は外せません。でも最初から物販というのはハードルが高いという方もいると思います。そこで今回は、初心者向けの副業を紹介しつつ、物販のカギを握る仕入れについてご紹介します。
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初期投資がかからない副業
今ここをご覧になっている方ならば、スマホやパソコンを持っているでしょう。ネット環境が整っていれば、ポイントサイトやアンケートサイトでは初期費用が掛かることはありません。
ポイントサイトは、会員登録を行うことでポイントが貯まる仕組みです。口座開設やクレジットカードの作成、メールのリンクをクリックするだけでもポイントとなります。一定のポイントが貯まると現金と交換でき収入となるわけです。
マクロミルなどが有名なアンケートサイトも、会員登録が必要です。アンケートに答えることによりポイントが加算され、規定のポイントに達すると現金や他の商品と交換できます。ボリュームのあるアンケートでは多少の時間を必要としますが、一気にポイントを稼げるチャンスでもあります。
空いた時間、好きなタイミングで行えるので自由度の高い副業とも言えるでしょう。
クラウドソーシングの利用
アンケートサイトやポイントサイトは特別なスキルを必要としないため、誰でも気軽に始められることがメリットです。ただ、それゆえのデメリットもあります。スキルを必要としない簡単な仕事は報酬が低く設定されているのです
そのため、継続的に稼げる金額は、お小遣い稼ぎ程度と心得ておいた方が良いでしょう。
家計を助けるくらいの稼ぎを求める場合は、クラウドワークスやランサーズなどクラウドソーシングサイトの利用がおすすめ。文章を書くのが得意という方はライターとして活躍してみてはいかかでしょうか。専門的な知識を必要とする案件の方が報酬の良いことは確かですが、ドラマや映画についての感想だったり、住んでいる街についてだったりと、取り組みやすいテーマも豊富にあります。
外国語が得意な方は翻訳の仕事を受けてみてはどうでしょう。専門性がありますからクラウドソーシングの中でも稼げる分野と言えるでしょう。英語から日本語への翻訳案件が比較的多いと思われていますが、現在では英語以外の翻訳も増えています。
がっちり稼ぐには物販は外せない
副業のカテゴリーの中でも、大きく継続的に稼げるのが物販です。仕入れた商品に利益をのせて売る、ベーシックなビジネスモデルと言えるでしょう。シンプルだからこその壁もある物販ビジネスですが、それだけ見返りも大きくなります。
ここからお伝えするのは物販ビジネスのカギを握る仕入れ、それも海外からの輸入についてです。「いきなり海外?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、ちょっと考えてみてください。仕入れて売るというビジネスモデルの基本形に、国内外の違いはないと思いませんか?
くわえて海外のマーケットを視野に入れておくことは、大きな報酬を得ることにも繋がります。もちろん、国内だけを対象にしても稼げることはできますが、マーケットの広さが違いすぎるのです。eBay(イーベイ)やタオバオなど世界最大級のマーケットでは、国内では入手が難しいアイテムを仕入れることができます。
ここからは、海外仕入れの基礎をしっかりとマスターしていきましょう。
利は元にあり・仕入れは大事だよ!!
物販ビジネスを含めあらゆる事業に言えることですが、仕入れは重要なポイントの一つです。
もちろん、ビジネスはマーケティングスキルなど様々な要素が絡み合い成り立ちますが、利は元にあり、仕入れが大きなウェイトを占めていると言って良いでしょう。
そう、物販ビジネスの根本的な概念は、
<安く買って高く売る>
この一言に尽きると言っても過言ではないのです。
これは国内外、個人事業主、法人、東証一部の商社を問わず同じことが言えます。
「そんな分かりきったこと今さら何なの?」と言う声が僕にはバッチリ聞こえます。
ですが、国内物販よりもハードルが高い海外物販の話をするからこそ、改めて当たり前のマインドの基礎部分について今一度考えて欲しいのです。
基礎マインドを踏まえつつ
今さらながらも物販ビジネスの基礎部分に触れたわけですが、今回は輸入の仕入れがメインです。とういうことで、次は海外仕入れの心構えと言いますか、注意事項をみていきます。副業とはいっても、このビジネスの肝となるポイントですから、一つ一つ理解を深めていきましょう。
海外仕入れのデメリットを克服する
輸入で嫌な思いをした人はよくこのようなことを言います。
・海外は発送が遅く商品がなかなか届かない
・外国人は梱包が雑で商品が破損していることがある
・注文した商品と違う商品が届いた
確かに、テレビやインターネットでこうしたニュースが流れることがあります。
しかし、こうしたことは日本なら絶対に起こらないでしょうか?
考えてみてください。数こそ少ないながらもそのようなことはありません。
発注トラブルや詐欺被害などのリスクは日本でも海外でも同じなのです。
実際に海外から商品を輸入している人と知り合いになれれば分かり易いですが、安全な取引を心掛けてリスクに備えていれば、耳にするようなデメリットは少なくなります。
輸入には守るべきルールがある
商品を販売目的で海外から買い付けることを小口輸入と言います。
輸入という言葉を聞くと、何やら面倒な手続きが必要に思えるのですが、小口輸入では特に手続きは必要ありません。
ただ、届け出した方が良い手続きがあります。
それは税務署に提出する個人事業主の開業届です。
物販ビジネスをする以上、経費が発生しますので万が一赤字が発生した場合でも損益を通算して課税を回避できるようにしておくと安心して商売ができます。
注意すべき輸入禁止・規制物品
日本には関税法という法律があり、輸入が禁止されているものを持ち込むと逮捕されてしまいます。また、規制品も抵触すると罰金などが課せられます。
「そんなの当たり前にNGとわかるものでしょ」とあなたは思うかもしれません。
確かに、麻薬や拳銃、病原体などの危険物や偽造貨幣、著作権を侵害する不正な品などは当然輸入が禁止されています。
しかし、輸入が規制されているものには、私たち日本人が日常的に使用しているものもあるため注意が必要です。
例えば、食品やお皿などの食器は食品衛生法で税関とは別に許可が必要になります。
このように、輸入が禁止されているもの、規制されているものはたくさんありますので、わからないときは専門機関に確認することが大切です。
仕入れコストに含まれる関税
当たり前のことですが、物販ビジネスは仕入れ値から、売値を差し引いた金額が利益となります。
そして仕入れ値は売上原価とも呼ばれ、仕入れのときにかかったコストの合計を言います。
つまり、海外から商品を仕入れるということは、買い付けるときの値段以外にかかる費用も売上原価に含まれるということです。
そして、関税も売上原価の一部です。
関税とは輸入した商品に対してかかる税金です。
物販ビジネスで商品を海外から仕入れる人は、為替差益を考えることばかり先行して関税を忘れることがあります。
売れ筋商品を発見したときはこの関税を仕入れコストに含めることで正しく利益を計算することができます。
ちなみに、セカイモンというサイトでおおまかな関税の計算ができますので、ビジネス初心者の方は参考にしてみてはいかかでしょうか。
おわりに
ここまで物販ビジネス、とくに海外の仕入れについて解説しました。もっとも、ここでお伝えしたのは、基礎中の基礎の心構えや注意点などです。ただ、仕入れについてのマインドは将来的にも変わることはないでしょう。
「それでも最初から物販は……」という方は、アンケートモニターやライターから始めてみてください。副業で稼ぐという感覚を得ることができるはずです。
また、今回の話で海外仕入れに関心を持たれた方は、eBayやタオバオを取り上げた記事も本メディアにアップしているので、参考にしてみてください。
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