物販ビジネスは、利益を得るためのノウハウは必要ですが、再現性が非常に高く初心者の方でもはじめやすいです。
とはいえ気になるのはやはり「初期費用」ではありませんか?
実際、初期費用に関する問い合わせはとても多いです。
そこで今回は、初心者の方にもわかりやすく物販ビジネスをはじめるにあたって初期費用がどのくらいかかるのかをまとめました。
これから物販ビジネスをはじめようとする方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
物販ビジネスに必要な初期費用
物販ビジネスを始めるにあたって「何に費用が発生するのか」をみていきましょう。
まずは物販が行える環境。
パソコン・スマホ・プリンター等のネット環境が必要になります。
逆に言えば、これだけあれば物販ビジネスは始めることができます。
次に費用がかかってくるのは固定費。
Amazon等で販売する際のそのプラットホームにかかる費用及び、仕入れリサーチ時に必要なツールにかかる費用です。
最後に物販ビジネスは、仕入れ値と売値の差額が収入になるビジネスですから、仕入れ資金が必要です。
では、順に詳しく説明していきます。
物販ビジネスに必要な準備物
物販を始めるにあたって必要なのは物販が行える環境です。
具体的に必要なのは
・スマホ
・ネット回線
・プリンター
・梱包資材
このくらいです。
よく「スマホだけでできますか?」と聞かれますが、月に10万以上稼ぎたいのであれば、パソコンはぜひ導入してください。作業効率が圧倒的に上がります。
ただ最初はスマホだけで始めて、ある程度稼げるようになった時点でパソコンを導入して本格的に物販ビジネスに取り組んでも問題ありません。
パソコンやプリンターは高価なものでなくて構いません。
パソコン選びに関しましてはYou Tubeにしておりますので、参考にしてみてくださいね。
複業に必要なパソコンスペックとおすすめパソコンを説明します。
MacそれともWindows?どっちを買うのが正解なの?その悩み解決します。
梱包資材は、ハサミやテープ、緩衝材等は100均のものでOKです。
本格的に取り組む際の梱包資材についてはこちらの記事を参考にしてください。
一般的にビジネスを始めようとすると、家賃や設備投資、人件費に広告費と多額な初期費用が発生しますが、ネットを使った物販ビジネスのいいところは、上記の環境を整えただけで開始できるハードルの低さ。
初心者の方にも物販ビジネスをおすすめできる理由の1つです。
初期費用としては以上ですが、次は毎月かかってくる固定費についてお伝えします。
販売するプラットホームにかかる費用
物販ビジネスは商品を仕入れて販売しますので、当然販売するプラットホームが必要になります。
そこでまずおすすめしたいのは「Amazon」です。
Amazonは世界トップレベルの集客力と販売力を備えたプラットホームです。
その販売力を借りることは個人の出品者にとっては大きなメリットとなります。
Amazonでの出品料金は以下の通りです。
「大口プラン」と「小口プラン」があり、月に49点以上の商品を販売するなら「大口プラン」を選択するようにしましょう。
変更はいつでもできますので、まずは小口で始めて出品数が増えてきたら大口に変更することも可能です。
また、Amazonで販売する場合はその商品が「売れるのかどうか」を確認する必要があります。
そこで使用するのが仕入れリサーチに必要なツールです。
仕入れリサーチに必要なツールにかかる費用
仕入れリサーチに使えるツールとしておすすめするのは「keepa」か「デルタトレーサー」です。
デルタトレーサーは月額2,200円の利用料が発生します。
keepaとデルタトレーサーの詳しい比較はこちらの記事を参考にしてください。
できることとしては、あまり違いはありません。
金額も変わりませんので、扱いやすいや見やすい等で選ばれるといいかと思います。
このツールを使用することで、
仕入れをしようとするその商品がAmazonで「売れる商品」なのか、また「いくらで売れる商品」なのかを把握することができるので、しっかりと利益のとれる商品を仕入れすることができます。
「大口プラン」出店料にツールの利用料を合わせても月額7,000円程度でAmazonに自分のお店をもち出品することができますね。
最後に、物販に必ず必要な仕入れ資金についてお伝えしていきます。
仕入れ資金
「商品を安く仕入れて高く売る」その差額を利益として得るのが物販ビジネスです。
そのため、商品を仕入れるための資金が必要となります。
では実際、どのくらい必要なのでしょうか。
利益率を10%で計算するなら
売上100万ー販売手数料10万(約10%)ー仕入れ80万
=利益10万円
ざっとこんな計算になります。
利益率の高い商品を仕入れることができれば更に仕入れ金額は減らすことは可能です。
そしてこの仕入れは、クレジットカードで決済することをおすすめします。
クレジットカードのショッピング枠を使って仕入れをし、支払い日までに商品を販売し資金を回収する。そんな流れです。
ですので、1ヶ月で売れる回転のよい商品を仕入れることがポイントになってきますね。
こういったところで、keepaやデルタトレーサーを使ったリサーチが必要になります。
また、クレジットカードで決済をすることで、カードのポイントも利益とは別に貯まっていくというメリットもあります。
以上は月に10万円を稼ぎたい場合ですが、初心者の方はまずは物販ビジネスの基礎として不用品販売をしてみるのがおすすめです。
販売先はヤフオクやフリマサイトがスマホで手軽にできるのでいいですね。
その場合に必要な費用をみていきましょう。
物販ビジネスに必要な費用
初心者の方は、Amazonは月額費用が発生するので始めにくいかもしれません。
そんな場合はヤフオクやフリマサイトで不用品を販売し、「売れる」ことを経験していきましょう。
まずはヤフオクで販売する際にかかる費用をみていきましょう。
ヤフオク編
ヤフオクの月額利用料は以下の通りです。
これに販売手数料が10%程度かかります。
次はフリマサイトも見てみましょう。
フリマサイト編
【メルカリ】
メルカリは、出品手数料や月会費はかかりません。
取引完了時、販売手数料10%が売上から差し引かれます。
【ラクマ】
メルカリ同様、出品手数料や月会費はかかりません。
取引完了時、販売手数料6%+税が売上から差し引かれます。
以上のように、ヤフオクやフリマサイトでは月額費用はかかっても500円程度です。
不用品販売の場合、PC作業や仕入れ技術も必要ありません。
スマホで商品の写真を撮り、そのままスマホで写真をアップロードして出品することができます。
商品が売れた際の取引メッセージや商品の梱包、発送等を経験しておくことでその後の物販ビジネスに取り組みやすくなります。
まとめ
物販ビジネスは、パソコンやスマホ、ネット環境とプリンターがあれば始めることができます。
ここにかかる費用が初期費用ですね。
他に必要なのは、月額固定費。
Amazonで販売する際には7,000円程度かかります。
そして物販に必ず必要な費用としては仕入れ資金です。
これもクレジットカードのショッピング枠を利用することでハードルを下げることができます。
ただまったくの初心者の方はまず、PCや月額費用も発生しないヤフオクやフリマサイトで不用品等を販売することをおすすめします。
「売れる」ことを体験してから本格的に物販ビジネスに取り組んでみてください。