執筆者：
田村浩（物販スクールチェンジミー代表）

ビジネス用銀行口座の選び方

物販ビジネスを始める前に、売上を入金してもらう口座をあらかじめ開設しておいたほうがいいですね。
基本的にはプライベートの口座は使わず、別の口座を新たに開設してビジネス専用にすることをおすすめします。

ビジネス用の口座に求めるサービス

物販（転売）ビジネス用の口座に必要な機能として、以下は備わっていてほしいですね。

各種手数料が安い

物販ビジネスは圧倒的に入金や出金の回数が多くなるので、その度に手数料を取られるのは非常にもったいないです。
なるべく手数料の安い金融機関を選びましょう。

コンビニATMへの対応が進んでいる

毎回金融機関の店舗に足を運ぶのはかなり面倒です。
コンビニATMへの対応が進んでいる金融機関を選択しましょう。

手数料無料の時間など、金融機関によってATMでのサービスには差があります。

ポイントサイトでキャッシュバックがあるか

ポイントサイトに口座開設の広告があれば、口座を開設するだけで現金が貰えます。
おすすめのポイントサイトハピタスまたはモッピーを通して申し込みましょう。

ハピタスの使い方はまた別の記事でも紹介予定ですので、お楽しみに。

口座開設時の注意点

口座を開設する時は以下2点に注意しましょう。

• 個人名義の口座を開設する

（屋号名義は口座維持手数料がかかる金融機関が多い）

• 普通預金口座を開設する

（当座預金は必要なし）

おすすめ金融機関

以上をふまえて私自身も使っているおすすめ金融機関は以下です。

PayPay銀行（旧ジャパンネット銀行）

ヤフオクでの販売も考慮すれば、ジャパンネット銀行は必須です。
出品者と落札者の口座がジャパンネット銀行同士であればヤフーかんたん決済の決済手数料が無料という特典があるので、落札率が上がる効果があります。

コンビニATMだけでなく、三井住友銀行のATMでの手数料が安いので、近くに三井住友銀行がある人も便利です。

住信SBIネット銀行

セブン銀行ATMでの入出金が24時間365日無料と最強の銀行です。
さらに、他行宛の振込手数料が条件なしで月1回無料になるなど文句無しのおすすめ銀行です。

（条件によってもっと回数が増える）

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行のATMであれば、土日でも時間に関わらず入出金手数料が無料です。
店舗だけでなく、駅や町のATMコーナーなどにもゆうちょ銀行ATMがあり便利です。

さらに、自己配送を視野に入れていて、特約ゆうメールや特約ゆうパックの利用を考えている場合は、日本郵便と料金後納契約を結ぶ必要があります。
その際はゆうちょ銀行の口座を指定されるので、あらかじめ作っておきましょう。

なおアマゾンの売上を受け取る銀行口座の設定は以下の手順で行えます。

アマゾンの売上受け取り口座に設定する方法

最後に

物販を副業で行うとしても、それはビジネスに変わりませんから、プライベートでのお金とはきっちり分ける事が重要です。
適当な管理をしていると確定申告の時に大変ですし、こういうお金の管理は最初からしっかりやっておかないと、後からでは取り返しがつかない事態にもなりかねませんからね。

とにかくビジネスを始める以上あなたは経営者というマインドを今一度しっかりマインドセットして、ビジネスに取り組みましょう！